海外パケホーダイと中国のケータイ事情
今月の2日〜5日の間、上海万博へ行ってきたのでその時の感触。
まず、今月1日からスタートした海外パケホーダイ。
出国の数週間前に発表されてすぐスタートしたので非常に助かりました。
持っていった端末はXperiaとHT-03A(CM5)です。
Docomo店員の話では特に設定する必要ないというムチャぶり(おそらく彼らも分かっていない)で海外パケホのパンフレットだけ持って現地へ乗り込んだわけですが、案の定使えませんでした。
海外パケホを使うためには当然いくつか設定変更が必要で、以下はペリアの場合
1・Android設定->通話設定->ネットワークオペレータでオペレータを検索し、「China Unicom」か「CU-GSM」を選択する。
※この時、全く同じ地点(ホテルの自室)でチェックしましたが、ペリアは「China Unicom」の設定を捕まえ、HT-03Aでは「CU-GSM」の設定を捕まえていました。
この設定で出来るのは通話だけで、APN設定はパンフにもHPにも載っていません(少なくとも海外パケホ関連のページには)
なので
2・APN設定に「mopera.net」を追加。
これで3G回線を捕まえてくれるようになります。
MyDocomoの明細をチェックしましたが、ちゃんと1日1480円のパケホ代金で収まっていました。
また、HT-03A(CM5)を利用したUSBテザリングも行ないましたが、海外パケホの範囲で収まっています。
上海にてNexusOneを購入してそちらも試しましたが、ペリアと全く同じ構成で利用できました。
速度チェックはしていませんが、Twitterを楽しむ程度には問題ない速度です。しかし、2Mピクセル程度の画像のアップロードは1〜2分かかる等、大容量通信には当然向いていません。
思ったよりも電波の入りはよく、ホテルの中・街中、共に圏外になることはありませんでした。
残念なことに大連・上海市内・万博会場全てでAndroidユーザーを自分以外見かけませんでしたが、端末自体の販売は行われています。
現地での価格は
Motorora Droid 4400元 > Nexus One 4100元 > HTC Desire 3500元
です。
俺が行ったときは1万円=800人民元というレートでした。
また、現地でパケット定額のSIMを購入した場合、月額1500元程度だそうです(親父の話なので、間違っているかもしれません)。なので、10日以上いる場合は海外パケホを使うよりもトクになると思います。